皆さんこんにちは。
先日のイオンタウン富士南で開催した「SDGsをもっと知ろう!」で行った富士市におけるSDGs(持続可能な開発目標)への取り組み状況と、市民のSDGsに対する意識調査結果についてお伝えします。
実施された調査では、市民のSDGsに関する知識や実践状況が明らかになりました。
◎SDGsに関する市民の知識と取り組み状況は以下の通りです。
「SDGsの言葉を知っていて取り組んでいる」51.9%
「SDGsの言葉を知っていて何か始めたい」23.1%
「SDGsの言葉を知っているが何もしていない」19.2%
「SDGsの言葉を知らない」5.8%
◆調査方法はボードへシールを貼る方式で、会場入り口へ設置し自由に参加頂きました。
◆調査期間は2023年11月25日(土)~26日(日)10時~16時
この結果から見て取れることは、SDGsに対する認識が高まってきている一方で、まだまだ知らない人が一定数存在しているという点です。
また、SDGsの言葉を知っている人々のうち、半数以上が実際に何らかの形で取り組んでいることが分かります。
しかし、SDGsに関する知識があるにもかかわらず何もしていない人も一定数いることが浮き彫りになりました。
◎では、これらの結果から何が読み取れるのでしょうか?
まず、SDGsに関する啓蒙活動の必要性が浮かび上がります。
SDGsの言葉を知っていない人がまだ一部存在することから、富士市全体においてSDGsに関する情報普及が不足している可能性があります。
この点において、地域全体での啓蒙活動や情報発信が求められています。
また、SDGsの言葉を知っている人の中には、何もしていないという層も存在します。
これは、知識の拡充だけでなく、実践へのハードルを下げるためのサポートや機会創出が必要であることを示唆しています。
地域社会でのワークショップやプロジェクトへの参加促進など、実践への道を広げる施策が有益でしょう。
総じて、富士市がSDGsの達成に向けて一丸となって進んでいくためには、認識の向上とともに、実践へのステップアップを促進するための様々な取り組みが求められています。
市民一人ひとりがSDGsに関する意識を高め、積極的な参加を通じて、より持続可能な未来への一歩を踏み出していくことが期待されます。
◎私たちは、その実現のために何をして行けばいいのでしょうか?
「協力と共感、変革への一歩 - 1人の100歩よりも100人の1歩を共に」
時折、私たちは一人ひとりの力を強調し、自分一人で進むことの重要性を感じることがあります。
しかし、時には「1人の100歩よりも100人の1歩」という言葉が物事をより大きな変化へと導くことを思い起こさせてくれます。
この言葉は、孤立した一人の努力よりも、多くの人々が微力ながらも協力し合うことで、驚くべき結果が生まれる可能性を示唆しています。
それぞれが小さな歩みを踏み出すことで、集まった力は非常に大きな進歩へと結びつくのです。
個人の力だけでは難しい課題や変革も、コミュニティが手を取り合い、共感し合いながら前進することで成し遂げられるのです。
一人一人の取り組みが、共通の目標への大きな一歩となり、その結集が社会や地域全体にポジティブな変化をもたらします。
この言葉は、私たちに「協力と共感」の大切さを思い出させ、小さな一歩が大きな波紋を生むことができることを教えています。
一人ひとりの歩みが集まり、共に力を合わせれば、より持続可能で豊かな未来を築くための基盤ができることでしょう。
これらの実践により、今後も富士市のSDGs推進に注目が集まることでしょう。