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クジラたちが教えてくれること

ここのところ大阪のクジラや東京のトド、さらにクジラの話題がでています。
もしかしたら今、海では大きな変化が起きているのかもしれません。

 

大阪のクジラが海へ沈めるという処分方法については、いろいろな事情があるので仕方ないのかもしれませんが、反面、残念だと感じます。

 

昨年12月にイオンタウン富士南でのSDGsイベントにお越しいただいた国立科学博物館の田島木綿子先生にもお話をお聞きしましたが、

なぜ死んでしまったのか、どこから来たのか、どんな環境にいたのかなど解剖して知ることは大切なことです。

 

自分も病理学を学ぶ中で、この病気にこの薬がどれくらい効果があったのか、治療はどれだけ効果があったのかなかったのか、治療の途中でなぜ亡くなったのかそんな現場にいたことがあります。

この学問が、今後の治療に役立つそんな世界でした。

 

対象物は人間ではない動物でも同じことが言えます。

厳密にいえば、法医学の世界になるのだろうけど、田島先生の研究はとても共感できることで、20年続けていらっしゃることにリスペクトします。

 

12月の会場で見たくじらの胃から出てきたプラスチックは本当にショックでした。

日常的に自分たちが食べている容器がそのまま出てくるというのは驚きでした。

そしてクジラの骨の一部を見て触って感じてもらうことがとても意味のあることであることもこのイベントで感じることができました。

 

なによりこの先生方の研究を支えている方々がいることを知ったのは大きな出会いでした。

富士ストランディングネットワークさんがツイートしていますが、本当に最初から専門家のネットワークが活用されていれば、と思うことが残念です。

同じ命を持つものが、なにかを私たちに伝えるために行動をおこしたことを感じて欲しいと思いました。

 

「もっと知ってもらい関心を持ってもらうこと」

まだまだ知らない事ばかりです。

 

みなさんが漂着や漂流しているイルカやクジラを見かけたら富士ストランディングネットワークさんへご連絡ください。

富士ストランディングネットワークさんのページ

https://www.kujira110.net/

 

勇魚屋(FSN) @isanaya223 さんのツイート

https://twitter.com/isanaya223/status/1615281127840960512

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